ある日ある時、ストームがカップラーメンを作ろうとしていた時です

ストーム:んー
名無し:どうした
ストーム:みそが無い
名無し:もとからだろ
ストーム:あ、いや・・・おいらの脳みそじゃなくてね?
名無し:じゃあスーパーにでも買いに行け
ストーム:いやいや、カップ麺のみそ味だよ
名無し:最初からそう言え阿呆
ストーム:君が勝手に誤解したんじゃないか
名無し:気にするな
ストーム:私ぁラーメンは味噌と決めているのだよ
名無し:ふーん
ストーム:正確には「味噌バター」だけどね
名無し:は?
ストーム:カップ麺だろうが何だろうが味噌ラーメンにはバターを!

どすっ!

ストーム:あ痛ァっ?!
名無し:すまん つい癖で
ストーム:どういうことかね?
名無し:いや、吐き気が
ストーム:なんだってー?!
名無し:バター入れんなよ・・・
ストーム:大さじ3,4杯くらいだぞう?
名無し:うわ、カロリー高そうだなオイ
ストーム:スープは呑まないから大丈夫・・・多分
名無し:そんなもんか
ストーム:そんなもんよ
名無し:ところであの棚の上にあるのは
ストーム:そっちか!私の味噌つぁん!
名無し:俺の大好きなSIOだな
ストーム:うわー。ショック
名無し:しおだろー
ストーム:味噌一番 豚骨二番 醤油三番 塩は帰れ
名無し:てめ、塩を否定しやがったな
ストーム:おいしくないし?
名無し:痛い目に遭いたいみたいだな?
ストーム:いいさいいさ。好きな物食うがいい
名無し:塩サイコー
ストーム:所で私の味噌はどこかね?
名無し:それなら一昨日俺が・・・っと
ストーム:What?!
名無し:気にするな。言葉のアヤだ
ストーム:いや、使い方違うし?!というかアンタ塩なんでしょ!
名無し:塩は最高だが他を否定している訳ではない
ストーム:良い具合に言い逃れしやがりましたな
名無し:褒めるな
ストーム:褒め称えて記念碑まで建ててやる
名無し:仕方ないな。ホレこの塩を食え
ストーム:何時の間に作った?!
名無し:さぁ?三分クッキングでは既に出来上がっている料理があるようにだな
ストーム:・・・
名無し:・・・
ストーム:ふむ。お腹がすいている以上仕方ない。イタダキー
名無し:食え食え
ストーム:(ずるるるるー ずぞぞー
名無し:・・・
ストーム:ちょ!麺がのびてるし?!
名無し:何を言うソレが最高じゃないか
ストーム:3分のカップ麺は1分で食う!5分のカップ麺は2分で食うのがストーム流
名無し:硬麺にも程があるだろ
ストーム:何を言う。お湯を入れてすぐ食べる人も居るのだよ
名無し:・・・硬麺どこじゃねぇだろ
ストーム:流石に私もそこまでは出来ない。
名無し:・・・
ストーム:(ずぞぞぞぞー
名無し:結局食うんだな
ストーム:ごっそーさん・・・いいじゃん。別に
名無し:あーあ、俺の食われちまったしな
ストーム:嫌みったらしく言うんじゃありません
名無し:仕方ない。俺はこの味噌ラーメンでも
ストーム:ちょっとまった
名無し:何だ?
ストーム:あ、いや・・・もういいよ・・・
名無し:そうか。変な奴だな
ストーム:・・・
名無し:所でバターはどこにあったっけか?
ストーム:・・・もういいよ・・・






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